定例会・一般質問

Q  知事の政治姿勢と日中友好について

私の母校である創価大学に、1本の桜の木があります。中国の周恩来総理を記念する桜です。「周桜」として多くの人に親しまれています。歴史的な国交回復から3年後の1975年、中国は初めて国費留学生を日本に送り出しました。6人です。今でこそ日本の各大学で中国人留学生が学んでいますが、当時その6人全員を受け入れたのは、開学5年目の創価大学だけでした。現在、中国大使館で参事官の要職にある許金平氏もこの6人の中の一人です。実は私も、同じ年に入学しました。そして、留学生と私たち日本の学生で、その年の11月に「周桜」は植樹されました。前年の74年12月5日には、北京の第305医院で「周恩来・池田大作会見」が行われていますが、その際の「桜の咲く頃に日本に行きたいがいけそうにもない」との周総理の思いをくんで、創立者が、「日中の学生でキャンパスに桜を植えよう。これを友好の第一歩として世々代々に続く友情を生涯かけて続けていこう」と提案されたものでした。
周総理は、かつてご自身の母校である南海大学に行かれた際、学生たちに次のように語られたそうです。「みなさんは、人民の子です。みなさんは、片時も人民を忘れてはなりません」この言葉に「人民の父」と呼ばれた周総理の哲学が表れています。
「埼玉のお父さん」と自負する我が土屋知事はいかがでしょうか。県民の視点で県政を進めてこられ10年の節目を迎えられました。今後、さらに県民の目線に立った県政を進められるにあたって、知事の原点となる政治姿勢を改めてお伺いいたします。
折しも本年は、日中国交正常化三十周年の佳節です。さらに本県にあっては、中国山西省との友好締結20周年にあたることから、知事を団長とする訪問団を派遣されるほか青少年を中心とする文化交流使節団も派遣する計画です。大変評価できることですが、大事なのは、これを契機に世々代々の友好をいかに築いていくかであります。この点についての知事のご決意をお伺いいたします。

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