(3)成果の上がるベンチャー・中小企業支援について
これからの日本は、技術並びに知的財産で世界に立ち向かわなければならないと考えます。そのためには、懸命に努力しているベンチャー企業や中小企業をしっかりと支援していかなければなりません。
京都市では、産学官連携による起業家人材育成システム「京都起業家学校」が、発掘・育成・指導・支援を一元的に行っておりました。
振り返って本県はどうか。さいたま市で20年前からベンチャーに取り組み成功しているある社長さんの実感では、どうも「待ち・受け身」の体制のようだということです。確かに、本県も、地域プラットフォーム体制の整備に取り組み、総合窓口となる中小企業振興公社や埼玉県創造的企業投資育成財団など17の機関が連携を図る形にはなっていますが、余り有機的に働いている印象がありません。これでは、厳しい不況下で新産業を起こすことなど難しいのであります。私は、懸命な努力によって成功を収めている民間の方々の経験と智恵とノウハウをお借りし、発掘から支援までの体制を作り上げるべきだと考えます。
受け身から攻めへ。そのためには、フットワークの軽い体制を作るべきです。私の調査ですと埼玉県創造的企業投資育成財団のようなベンチャー財団が独立機関になっているのは、全国でも本県と熊本県だけです。私は、この際、埼玉県創造的企業投資育成財団を中小企業振興公社に統合し、ベンチャー企業の発掘と育成、支援の強化と中小企業の積極的支援を実行できる体制を強化すべきと考えますが、労働商工部長にご所見をお伺いいたします。
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